Case36.鉄道運転手 34歳
こんにちは、旅好きのコマチです。
5月も終わろうかという頃、新幹線の運転手、という少しレア職業の方とお見合いをした。
相談所経由でプロフィールを拝見し、自転車でもお出かけになると記載もあり、興味を持って申し込んでみたところ、OKを下さった。
シフト勤務であるため、その後少し間が空いたが、ある土曜日ホテルラウンジで合流した。
先方の仲人さんが来られていたが、引き合わせのみだった。
それにしても仲人さん、失礼だが普通の日曜のおじさんみたいな人だった、バイトだろうか。
それに加えて、第一印象でほぼ全てが決まると言うのに、当のご本人は目を合わされず下向きがちでこちらに来られた…
非常に失礼は承知ではあるが、ここは正直に記載しておく。
もうこの時点で答えは出たので消化試合となったのは言うまでもない。
せっかくなのでどんなだったのかを紹介する。
着席時、さっさと上座に座る…あり得ない。
座ってメニューも広げずに座るだけ…信じられない。
アイスコーヒー、氷だけになってもストローでズズズと吸っている…コメントなし。
自己紹介にもある通り、確かに訛っているがそれはいい。
あとはご旅行が好きだが移動はほぼ、お勤めの会社パワーで格安だそうだ、それは嬉しかろうが強調されても…
といった具合で、この辺で留めておくことにする。
しかし普通の生活では出会えない人と出会えるのだから面白い。
つづく