カタクリコマチの婚活戦記

32歳からの本気婚活の記録。 同世代同境遇の女子・男子に、共感・参考にしてもらえたら、幸い。The blog of my marriage hunting. I'll write episodes in Japanese,but can also reply in English.

Case38.国家公務員 32歳 page10

こんにちは、コマチです。

シリーズもとうとう10回目まできてしまった。

 

さて、蛍がどうしても見たくてつれて行ってもらった先で、

着いた頃はまだ明るいということと夕飯時で、まずは腹ごしらえ、と同エリア内の商業施設のレストランへ。
この頃まだ夜は冷える。外で待ち列があったので中のフードコートにした。


上着の着てこなかった筆者は寒くて、それを察した中村氏は手を繋いでくれたり、筆者の腰に手を回したり、優しいとも受け取れる一方でとても積極的で大胆である。

筆者も好意の持てる中村氏であったので、不快ではなかったので、そのままにしておいた。

 

蛍鑑賞エリアへ行くと、さすがシーズンと週末、家族連れやカップルなんかで大変賑わっていた。ほぼ月明かりだけの暗さなので、目が慣れるまで時間がかかったが、慣れてくると、じわじわと蛍の光がはっきり見え始めた。

素晴らしい、人生初めての筆者はとても感動した。

「あそこ見て!光ってるよ!」などと言い合って、和やかな心落ち着くひと時だ。

中村氏と感動を共有しているその時間がまた、素敵な時間だと思えた。

 

つづく

Case38.国家公務員 32歳 page9

こんにちは、急展開のコマチです。

 

渋滞の車内で、お付き合いしましょう、と仰る中村氏。

筆者もそんな空気を感じていたし、とても気が合う人のようなので、そうしましょうとお答えした。

なんだか少年のように喜んでいた中村氏が印象的である。

そして中村氏も真剣に結婚について考えているのだろう、直後に「もちろん、結婚を前提に付き合って欲しい」と言ってくれた。この言葉を待っていたのでとても嬉しく安心した。

「よろしくお願いいたします」とお答えした。

 

「そしたら、サイトを退会しよう!」と中村氏。

中村氏がいったいいくつのサイトに登録しているのかわからないが、筆者は数サイトのうちの一つを締めるだけとなるが、せっかく色々と手間をかけ登録したものを退会か~…とメンドクサガリの虫が少し出てしまった。

 

筆者からはかけひきのしない人だとお見受けしているが、本人はどうか知らないが、交際宣言されてから、「どんな事がしたい?いきたい?」とか「これはイヤだとかなんかある?」とご質問が相次いだ。

「僕は手を繋ぎたい♪」と言いたかったようだ。なんか可愛いな~と思った。

久しぶりに男性に、心休まりそうな、癒されるようなかわいい感じ、と思えた瞬間だった。

さっそく渋滞中で動いてないということもあり、手を繋いできた。

筆者も緊張しているので、手汗がすごく気になったが、世間のカップルはもっとカラっとしているのだろうか。

 

コンビニに寄ったり、コロッケを買ったりして、次の公園へ急いだ。

 

つづく

Case38.国家公務員 32歳 page8

こんにちは、コマチです。

 

デート終盤、蛍鑑賞のできる公園へ向かう道は、日ごろから渋滞する道だった。

しかし、渋滞でも会話は止まらず、通常は気になる渋滞も、全然気にならなかった。

そんな中、中村氏「いま、他の人とやり取りしてるの??」と聞いてきた。

というのも、婚活をしてるとご存じの通り、色んな人と色々と同時進行なのである。

もちろん筆者もご多聞に漏れず、同時進行で時々思い出がごちゃっとしているくらいだ。

いったん正直に「何人かいるよ」と言ってみた。

中村氏の様子を観察。返事がない。

「気になる?? 中村君はどう?」と聞き返してみた。

「そりゃ気になるよー。僕はいまはコマチさんとしかやり取りしてない」「他に数名いたけど云々でもう終わったようだ」とお答えになった。

筆者は「そしたらそのまま、わたしだけでいいんじゃない??」と口をついて出てしまったが、中村氏もまんざらでもないようで、「そうするし、俺たちお付き合いしてみる?」と言ってきた。

 

急な展開に驚いたが、なんとなくそんな気もしていた日だった。

つづく

Case38.国家公務員 32歳 page7

こんにちは、穴子バーガーも好き、コマチです。

 

城外すぐに、穴子バーガー屋さんを発見。

人生初の食べ物だったが、基本的に何でもおいしく頂ける筆者は、大変おいしいく感動していた。ちなみにライスバーガーである。

 

昼食後、城をあとにし、次の目的地へ向かうのだが、相変わらずよく道をご存じでほとんど地図を見ず、相変わらずケツメイシのライブ動画が流れている。

その道中、ある駐屯地の横を通る際、周囲をぐるりしてみる?とのことで、是非みたかったので、お任せした。

そして次の目的地は、色々な花が満開か少なくとも何かは咲いているだろうと思って行ったのだが、あいにく何も花などは咲いておらず、ただ散歩するに留まったが、また良い季節になったら来ましょうという話で、下見ということにした。

やはり中村氏はポジティブというか、あまり細かい事を気にしない方のようである。

 

その後、とある蛍鑑賞のイベントをしている公園へ向かう。

そういう会場が関西各地にあり、どこにいくか迷ったが移動前に会議したところ、ネットの情報で確実にその日にやってるところにしよう♪ と仰ったのだが決断力あるなぁ、と思った。

 

中村氏は、筆者の持っていないモノを持っている人なのかもしれない。持ちたいモノを持っているというか。尊敬できる面が多々あるように思う。

 

つづく

Case38.国家公務員 32歳 page6

こんにちは、車好きのコマチです。

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快晴の空の元、中村氏と車で目的地へ。

久しぶりにわくわくするデートだ。

もちろん、ナビもETCもついてる、快適な車内。

 

道中他愛もない話だったが、盛り上がった。

よく道をご存じの中村氏、さすがである。ナビはあるが映っていたのはずっとケツメイシのライブ動画。

途中3回くらい休憩をはさみ、昼前に世界遺産のお城へ到着。

そんなに混んでいなかったが、インバウンドは相変わらずすごかった。

 

城はやはり、アップダウンや階段などが多かった。

最初から、カバンを持ってくれようとしたり、階段などで、支えてくれる中村氏。

嫌いだったら気持ちも悪かろうが、心地よいエスコートだ。

天守閣でも色んな知識やユーモアを発揮される中村氏。楽しすぎる筆者は浮かれ気味。

 

お昼ご飯は、筆者の友人に聞いていた、名物らしい穴子バーガーとやらにしようかと、一度城外へ。

 

つづく

Case38.国家公務員 32歳 page5

こんにちは、コマチです。

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前回の焼き鳥から約10日、6月に入る頃、中村氏と兵庫方面でドライブデートへ。

それまでの間、ラインや電話なんかでよくコミュニケーションを取っていた。

この日の内容もその中で決まったものである。

 

6月ということで、梅雨の季節なので雨を懸念したりしていたが、色々と心配性な私とは正反対に、「色々とこうやって決めていくのも楽しいやん♪」という中村氏、前向きで素敵だ。

色々と思案した結果、世界遺産のお城や梅雨なのでアジサイとか蛍鑑賞、というコースにとりあえず決めた。

当日、朝10時に中村氏お住まいの近くの駅でピックアップして頂いた。

 

待ち合わせ場所で、電話をかけると「赤い車見えるでしょう、その後ろだよ」と言うところをみたら、中村氏は車を端に寄せて車内で待って下さっていた。

 

車が重要では決してないのだが、筆者はわりと車が好きなので、見た瞬間に何の車か分かったのだが、欲しい車種のひとつのSUVだったため、テンションがあがる。ナイスセンスだ。

 

早速乗り込む。晴れ女らしい、快晴の空模様だった。

 

つづく

Case38.国家公務員 32歳 page4

こんにちは、焼き鳥loveコマチです。

 

二回目にお会いする中村氏と、筆者も初めてだが評判の良い焼き鳥屋へいく。

この時すでに、二回目と思えないくらい、居心地のいい、いい意味で気の遣わなくていい空気を感じていた。

 

 下町の路地、といったところにたたずむそのお店は、ドアをあけると、平日の夜というのに沢山のサラリーマン風の人たちで賑わっていた。

 

カウンターで、筆者はビール、中村氏はビールが苦手ということでハイボールを頼まれた。

おいしく焼き鳥を頂きながら、楽しくその時間がすぎていった。

お支払を、「ここは俺が出しておくよ」と言われたが、そういうわけにもいかないので、半分出そうとしたら、1000縁だけ受取って下さった。

 

もう一件軽く行っちゃおうということで、近くの美味しい日本酒のあるお店にした。

そこで、酔いに任せて今までの交際遍歴の話を聞いてみた。

前回の結婚相手の方とはコンパで出会ったそうだ。

 人の出会いとはどこにあるか、本当にわからない。

 世界中のどこにいるのかわからないものである。

血液型を気になさるそうだが、当時のその彼女は中村氏の一番合わないと思っていた血液型だったそうで、絶対合わない、と思っていたのに、結局付き合うことになるまでの仲になったようだ。

その後結婚生活は半年で終焉を迎えたと。

ここで細かい理由などは割愛するが、今は吹っ切れているようで、良かったね、と。

血液型相性説はリアルなのか??

 

そしてその場は帰路につくが、次のデートの日をすでに約束していたのであった。

 

つづく