Case38.国家公務員 32歳 page4
こんにちは、焼き鳥loveコマチです。
二回目にお会いする中村氏と、筆者も初めてだが評判の良い焼き鳥屋へいく。
この時すでに、二回目と思えないくらい、居心地のいい、いい意味で気の遣わなくていい空気を感じていた。
下町の路地、といったところにたたずむそのお店は、ドアをあけると、平日の夜というのに沢山のサラリーマン風の人たちで賑わっていた。
カウンターで、筆者はビール、中村氏はビールが苦手ということでハイボールを頼まれた。
おいしく焼き鳥を頂きながら、楽しくその時間がすぎていった。
お支払を、「ここは俺が出しておくよ」と言われたが、そういうわけにもいかないので、半分出そうとしたら、1000縁だけ受取って下さった。
もう一件軽く行っちゃおうということで、近くの美味しい日本酒のあるお店にした。
そこで、酔いに任せて今までの交際遍歴の話を聞いてみた。
前回の結婚相手の方とはコンパで出会ったそうだ。
人の出会いとはどこにあるか、本当にわからない。
世界中のどこにいるのかわからないものである。
血液型を気になさるそうだが、当時のその彼女は中村氏の一番合わないと思っていた血液型だったそうで、絶対合わない、と思っていたのに、結局付き合うことになるまでの仲になったようだ。
その後結婚生活は半年で終焉を迎えたと。
ここで細かい理由などは割愛するが、今は吹っ切れているようで、良かったね、と。
血液型相性説はリアルなのか??
そしてその場は帰路につくが、次のデートの日をすでに約束していたのであった。
つづく