Case19.印刷工場勤務・友達が皆結婚したよ、41歳 page2
こんにちは、コマチです。
花田氏とのお見合いを終え、一時間程したら、相談所から電話があった。
電話は珍しいので何事かと思うと、「花田様、コマチさんのこと大変気に入られたみたいで、もうOKのお返事きましたよ~♪」と。
素早さに驚いたが、先ほどタブーかもしれないが、お見合いの場でOKのお返事を出したに等しい会話があったので、約束通りと言ったところか。
筆者もその電話でOKですと、お返事させて頂いた。
その日の晩に、花田氏からお礼のお電話があった。
ではラインを交換して次いつ会うか決めましょうか~と。
早速ラインでやり取りし、翌週末に、筆者のお気に入りの焼き鳥屋へ行くことにした。
会うまでに、毎朝毎晩ラインをくれていた。
まだ筆者も、ときめきも感じてない人なので、正直そこまで嬉しくはないが、有難いな、と思っていた。
そして当日、焼き鳥やで合流する。相変わらず花田氏は話易い雰囲気である。
しかしよほど結婚に焦っていらっしゃるのか、結婚にまつわる話や、過去のお見合い・おつきあいの話が大っぴらに出てくる。
少し窮屈な感じがした。
相談所経由で会っているのだから当然の会話かも知れないが、約3時間、アピールされ続けると、さすがの筆者もおいしく食事ができなかった。
その場で次の約束を取り付けるのが良いが、筆者から言うのはなんとなく気が引けた。
男性から言って欲しいという気持ちは少なからずある。
そのままその日はお別れをした。
つづく