Case27.会社員格闘家 48歳 page4
こんにちは、私はコマチ。
金子氏とランチデートに向かった。
金子氏のお住まいと筆者の暮らす家とは1県挟んでおり、少し遠かった。
中間の都市で会うことにした。
見晴らしの良いビルの高層のランチで、色々喋りながら。
金子氏は、結婚したら、お互いの友達とお互いに仲良くしたいタイプらしい、そこは筆者と同意見で共感を覚えた。
お仕事は定年を超えても何かしらで働き続けるつもりだし、または、格闘技の関係で会社をしてみたいとも考えている、と仰った。
前半は賛成だが、後半は気になった。
考えてもみたら、今すぐ子どもができたとして、子ども20歳のとき、金子氏は68歳である。定年を超えてもなお学費が必要かもしれない。
そういう点が結局最後まで気になる点となるのだが、それ以外に年齢をカバーできるくらいの何か魅力があるかもしれないと必死に探してみようと思っていた。
そしてそこから見えてる景色の一角にある、一流ホテルがあるのだが、そこのカフェで一度お茶してみたかったなーと、本当に何の気なしに口にしたら、そしたら行ってみましょう、と仰って、思いもしないそのホテルでお茶をしに行くことになった。
なんとい行動派なのか。
つづく