Case38.国家公務員 32歳 page14
こんにちは、日々精神が強くなっている気がするコマチです。
我が家へご挨拶へ来たいという中村氏。
そんな話のあった翌日、筆者は母と買い物へ。
実は我が家では、両親へ交際相手をご紹介したことは未だかつてない。
そんな話もなんとなくしたことがないので、少し緊張しつつ出先で母に、「実は付き合ってる人がいて、その人がうちへ挨拶へ来たいと言ってるんだよね。ただ彼の仕事の都合上、日程を確約できないんだけど、来月頭くらいに来てもらおうと思ってて」と伝えた。
母「それはよかったなー!おうち片づけなくちゃ♪」と上機嫌になった。
「何してるひとなん~♪」というので、自衛官であること、長男であること、転勤が多いこと、お伝えした。
長男であるところには見るからにガッカリしていたが、この年になるとそこは優先度の低い所であることは彼女も彼女なりに分かっているのだろう、それ以上特に何も言わなかった。
父には日が近づいてから言う事にした。予定が変わって気を揉まれてもあれなので。
その夜も中村氏と電話でお喋りしたのだが、母には伝達済であることを伝えた。
わかったよ、という感じで、「緊張するわ~」と言う中村氏、もちろんそうだろう。
筆者でさえ緊張しているのだから。
そして筆者は中村氏に質問した。
「いま言っておくことない?あとで、『実は…』とか『蓋を開けてびっくり!』あったら嫌だよ。」と。
つづく